モノクロからカラー化『DeOldify』(Stable Diffusion)
はじめに
昔の写真(モノクロ写真)を綺麗にしてほしいと依頼があった。
まず、写真を手元にあるドローソフト(Adobe Fireworks)で調整した。
次にモノクロからカラー化を実施。
以前、DeOldify単体で活用していたが、Stable Diffusionの拡張機能でインストールできることが分かった。
参考サイト
Stable Diffusionでモノクロ写真・動画をカラー化できる拡張機能『DeOldify』の使い方!
モノクロームな思い出を色鮮やかにするDeOldifyを使ってみた
インストール方法
- 「Extensions」タブを開く
- 「Install from URL」をクリックする
- 「URL for extension’s git repository」に「https://github.com/SpenserCai/sd-webui-deoldify.git」と入力する
- 「Install」をクリックしてインストールを開始する
「webui-user.bat」の「COMMANDLINE_ARGS」に「–disable-safe-unpickle」を追記
set COMMANDLINE_ARGS= --disable-safe-unpickle
→ 再起動
「DeOldify」の使い方
モノクロ写真からカラー写真へ
- 「Extras」タブをクリック
- 「DeOldify」にチェック
- 「ここに画像をドロップーまたはークリックしてアップロード」に変換したい画像を設定
- 「Generate」をクリック
画像の調整
「img2img」などで、少しだけAI加工する。
画像拡大
Real-ESRGANにて、画像拡大した
詳細は、以下を参考にしてください
完成
モノクロ写真をカラー化にすることができた。
また、分解能も拡大することもできた。
考察
AI画像生成のStable Diffusionを途中で加えることにより、カラー化する際、写真が馴染みやすいように感じた。
やりすぎると顔が違う人に変わってしまうので、少しだけ活用するとよいと思う。
有料版
驚異的なAI復元ソフトを見つけた!
再度、モノクロからカラー化を挑戦
白黒写真復元(HitPaw Photo AI)
白黒写真からカラー化(Stable Diffusion)
検証結果
昔の古びた白黒写真を鮮明なカラー写真へ
AI技術の発展には 毎回驚かされます